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~オーダースーツの種類 フルオーダー~
フルオーダースーツとは
フルオーダースーツとは「full order」の名前のとおり、すべてを注文どおりに仕上げるスーツのことです。基本となる型紙に合わせていくつかのサイズのスーツを生産したものが既製品。フルオーダースーツの場合には、型紙を起こす段階から一人ひとりの体型に合わせたものを作ります。そのために細かい採寸を行うのもフルオーダーの特長です。
型紙はいわば設計図。どこまでも自分の体にフィットする一着を作るためにはこの工程が欠かせません。既製品でも「お直し」で自分の体型に近づけることは出来ますが、すでに完成されているものを補整するのは限界がありますし、全体のバランスが崩れるほどラインを変えることは出来ません。
フルオーダーで採寸する箇所は「肩幅・袖丈・胸囲・ヒップ・ウエスト・股下」などの9項目ほど。それからさらに細分化されます。この採寸箇所の細かさがよりフィットするスーツを作るために重要となります。同じウエストサイズでも、体が楕円に平たい人とまん丸の筒状の人とでは体型が異なりますよね。肩幅が同じでもいかり肩となで肩では体のラインがまったく違います。プロによる採寸が仕上がりの左右を決定することになるのです。技術を持ったプロのテーラーがミリ単位で採寸することにより、世界でただ一つのオリジナルの型紙が出来上がります。自分のために作られた型紙で仕上げられたスーツというのはそれまでにない、快適な着心地と美しいシルエットを生み出します。長時間着ていて疲れず、いつまで経っても上品なシルエットでいられるスーツはビジネスのシーンでも活躍するはず。そんな一着を持っておくことは大人の男性のステイタスではないでしょうか。
イギリスを起源としているスーツですが、今ではそれぞれの国の文化を反映して様々なスタイルが確立されています。有名なモデルは「ブリティッシュ」、「アメリカン」、「イタリアン」などが最も人気があります。日本ではその時代の背景や流行によって人気なスタイルのモデルが変化してきました。一口にスーツといっても、着る人もシチュエーションも違えば、スーツの意味や選ぶべきデザインも変わってきます。今では数多くの種類のスーツを手軽に購入することが出来ますが、どんなデザインでも自分にぴったりと合ったサイズでないと格好よく着こなせないですよね。ただ人気のデザインや高級なブランドのものでも、着ている人にサイズが合っていないとしっくりきません。自分のための一着を作ることは本当の意味での贅沢です。
フルオーダースーツの魅力
なんといってもフルオーダースーツは着心地を徹底追及しているため、まっすぐに立っているときにはもちろん、人間の複雑な動きにもしっかりとついてきてくれるのが最大の魅力です。仕事でよく歩く方はジャケットのハリが崩れてくることもあるでしょうし、座り仕事が多い方はパンツにシワが寄りやすいということもあると思います。
フルオーダーの場合にはその人の体型だけでなく、着用する環境に応じた生地選びにも対応しているため、着ている間中ずっと快適な着用感を得ることが出来ます。自分に合ったものこそ最高級な品質のスーツだといえるはずです。
また、生地だけでなく裏地やステッチ、ボタンなどといったディテールを自分好みにすることももちろん可能です。さまざまなオプションで自分だけのこだわりの一着を作り上げて下さい。
こんな人はフルオーダースーツがおすすめ
●既製品をお直ししても、袖まわりや着丈などフィットしない部分がある。
●パンツをヒップのサイズに合わせて補整するとウエストが余る・もしくは窮屈になる。
●自分好みの色や素材、気に入ったモデル、ぴったりのサイズ、どれも妥協したくない。
●フォーマルな場で長く使えるスーツを作っておきたい。
●今のスーツに満足はしていないものの、どこが合っていないのかが自分でわからない。
●既製品のスーツセットでジャケットを基準に選ぶとパンツのサイズが合わない。
●デパートや専門店にはたくさんスーツがあるが、すべて同じに見えてしまい、自分の思ったとおりのものに巡り会えない。
フルオーダーの前に
フルオーダースーツは細かい採寸やテーラー・フィッターとの話し合いが重要です。
そのためスーツを購入する際にはしっかりと時間をとる必要があります。急いでいないときに時間に余裕を持って店舗に行くようにしましょう。
フルオーダースーツはいわば高級品。価格もそれなりにします。自分の予算はいくらなのか、しっかりと把握しておく必要があります。無理して背伸びをせず、生地選びの際にもテーラーに予算を伝えるようにしましょう。
フルオーダーは「採寸・仮縫い・補整」など手作業の工程が多いため仕上がりまでに時間がかかります。冠婚葬祭などで急に新しくスーツを作らなければならない場合などには確認を。お店によりますが納期は1ヶ月ほどのところが多いようです。