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~MINOVA~

ブランドの歴史

もともとイギリス北部のヨークシャー州にて創業していましたが、1979年に日本を代表する毛織物メーカーの「御幸毛織」が現地法人として「ミノバ社」を創設しました。
イギリス本来の生地メーカーが持つ良さや伝統的技術と、日本らしい行き届いた経営・管理で、1980年代の初めにはイギリスでミル系のブランドとして確立しました。
当時の主な輸出先はヨーロッパの各国、北米や日本でしたが、特に日本では盛夏用の細番手強撚糸使いの生地が、ミノバ社独自の商品として人気があったようです。現在では、日本の「御幸毛織」とイギリスのマーチャント系「ドーメル社」が共同出資という形で、ミノバ社と提携しています。

生地の特徴

ミノバは、ミル系ブランドです。ミルとは、生地を自社で織っている毛織物工場のことで、洋服の服地の製造業者のことを表しています。
ミノバ社の生地をイギリスの洋服のブランドもこぞって使用するのは、身体になじみやすく、それでいて仕立て映えがするからだと言われています。
イギリス、ロンドンの中心部にあり、日本語の「背広」の語源にもなっている「サヴィル・ロウ」には、名門のテーラーが数多く並んでいますが、その歴史あるテーラーの間でも、ミノバの特徴でもある「52/2番手の服地」を「サヴィルロウヤーンカウント」と呼んでいたそうです。ミノバ社の生地に限らずですが、イギリスの生地の特徴として、時代に流されないクラシックな色柄が多いことが挙げられます。一般的に、イギリスの生地は双糸を使用しているために、しっかりとした生地が多く、丈夫でシワになりにくくシワの回復性にも優れています。肌触りは硬く、仕立てたスーツの印象もやや重くなりますが、紳士的なスーツを好まれる方には、おすすめです。

生地の種類

≪サヴィルロウヤーンカウント/SAVILE ROW YARN COUNT≫

≪トラディショナルテーラーズヤーンカウント/Traditional Tailor's Yarn Count≫

≪グレンチェック≫

大きめの格子柄の一種で、グレナカート・チェックの略称です。

≪ハウンドトゥース≫

日本では千鳥格子と呼ばれています。
ハウンドは猟犬、トゥースは歯、「猟犬の牙」という意味です。

≪バーズアイ≫

まさに「鳥の目」のような小さなドット柄です。

≪ヘリンボーン≫

魚のニシンの骨の意味ですが、この織り模様がが魚の骨のように見えることが由来です。日本では、杉の木に似ていることから「杉綾織り」と呼ばれています。

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