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~アクセサリー~
お洒落な大人のスーツスタイルにぜひ取り入れたいのがアクセサリーです。ビジネススタイルにもネクタイピンやカフリンクス(カフスボタン)は毎日違うものを使いたいもの。
ここでは、お洒落なスーツスタイルを演出出来るアクセサリーのご紹介をします。
ネクタイピンの使い方
昔、ネクタイに小剣・小剣通し・裏地や芯地がなく薄かったので、乱れたり揺れたりすることを防ぐために作られたものでした。現代では、小剣・小剣通しが作られて厚くなったので、実用性としては薄れて、使う人も少なくなりましたが、スーツスタイルのアクセサリーとしては代表的な存在です。
≪付け方≫
現在ではアクセサリー性が高くなっていますが、ネクタイの揺れや乱れをきちんと防ぐ付け方をするのが本来の形です。ですから、シャツとネクタイの大剣と小剣の三枚を挟んで付けます。
男性のシャツは左側が上になりますので、ネクタイピンは右から左へさします。また、ネクタイピンのチェーンの先端にあるボタンかけをシャツのボタンにかけ、チェーンがピンと張る状態の位置にネクタイピンを持ってきます。ネクタイピンのずれをなくし、落下防止をしてくれます。
≪位置≫
決まりはありませんが、上着の第一ボタンの少し上に付けるのが一般的です。上着を脱いだ時などは、下の方に付けて機能的に使うと便利です。現代では、上の方に付けるのが主流です。
ネクタイピンの種類
留め方によっていくつかの種類があります。
≪ワニ口式≫
一般的なものです。内蔵しているバネの力でネクタイを挟みます。
ワニの口のような形の事から、こう呼ばれています。脱着が楽で、機能的なのでほとんどのネクタイピンがこの形状をしています。
≪クリップ式≫
マネークリップと同じ構造をしていて、ネクタイを挟んで留めます。金属そのものの力を利用しているので、挟む力は強いのですが、使用するたびに金属疲労を起こしてしまうため、挟む力が弱くなってしまうことも考えられます。
≪タイタック≫
ネクタイに針を刺して止めるタイプのものです。シャツは留めずにネクタイだけを留めて使用します。お洒落のアイテムとして人気です。
カフリンクス(カフスボタン)
シャツの袖口(カフ)を留めるための飾りボタンです。袖の装飾をするためにレースやリボンを使用していたのを金属製の鎖で止めるようなったのが起源と言われています。
本体の部分をフェイス、袖の内側の面をバッキングといいます。現代では、留め方・素材・デザインなども多様です。
≪スウィヴル式≫
バッキング部がバネになっており、T字のバッキング部を倒してシャツの袖口の外側のボタン穴に通しておき、袖を通してから内側のボタンに差し込んで、再びT字に戻して使用します。現代、最も一般的な種類です。
≪チェーン式≫
古典的なタイプのものです。フェイスと罰金具をチェーンでつないています。
≪エクステンション式≫
チェーン式の一種です。カフスリンクにチェーンが内蔵されており、あらかじめカフスリンクを通しておいて、着るときにチェーンが伸びる仕組みです。
≪スナップ式≫
二つに分かれていて、ボタンをそれぞれボタンホールに差し込んでおいて、スナップボタンでつなぐ仕組みです。袖を通してから留めます。
≪ラップアラウンド式(ロール・カフリンクス)≫
鎖や金属のメッシュ製のベルトがカフリンクスを囲むようについたものです。ラベルピンとして用いることもあります。
≪固定式≫
留め金部分が固定された棒になっていて、先をひっかけて、奥まで挿すだけで止まるようになっているタイプです。フェイスがリバーシブルになっているものが多いです。
ポケットチーフ
男性のフォーマルウェアで、スーツの胸ポケットに装飾として挿す布のことを言います。
現代では、礼装には欠かせないアイテムとなっている他に、クールビズなどノーネクタイの時に、ネクタイの代わりとして使用するアイテムにもなっています。最近では、チーフポインターというポケットチーフにピンを挿す装飾もあります。
チーフの色は、フォーマルには白のリネンを使用します。ビジネスには、ネクタイの色やシャツの色に合わせるとお洒落な装いが出来ます。 また、チーフのサイズ標準は38cmです。小さいもので25センチメートル、大きいもので45cmほどになります。身長(cm)×0.1=○○mmをポケットから出すとお洒落です。
≪スリーピークス≫
三つの山が出来るように折ります。「The Cross over」「中立て」「外立て」の三種類があります。
最もフォーマルに適した折り方といえます。

≪スクエア(TVホールド)≫
ビジネスススーツに合わせやすくて無難な折り方です。どんな着こなしにも合わせやすいのも特徴です。

ピンズ(ピンバッジ)
スーツの襟元に付けるアクセサリーで、飾り部分の後ろに垂直に短い針が突き出ているタイプです。フラワーホールに針の部分を挿して、留め具で留めて使います。留め具には、バタフライキャッチと呼ばれる蝶ばねをつまむとピンの結合が緩んで脱着出来るものと、タイタックと呼ばれる外れにくいゴム製のものがあります。一般的には、バタフライキャッチが使われているものが多いです。
ラベルピン(チェーンブローチ)
スーツやジャケットの下襟のフラワーホールに挿して襟元を飾るブローチです。キャッチャーをチェーンでつないでいるのでチェーンブローチとも呼ばれます。タイタックと2ウェイで使える物や、帽子に付けたり、スカーフの留め具、ポケットチーフに留めてより華やかさを演出するなど、いろいろな用途で使えます。ですから、フォーマルシーンで襟元を華やかに飾ってくれる他に、ビジネスやカジュアルでもお洒落な大人を演出してくれます。
≪付け方≫
フラワーホールの部分にピンを刺し、裏から出た針をキャッチャーに差し込みます。フラワーホールの部分の布が硬い場合は、ピンが通りにくいこともあるので、少しずらして刺します。無理に刺そうとすると、ピンが曲がってしまうことがありますので、注意して下さい。
他にも、アームバンドやグローブ・マフラーなど、ちょっとしたお洒落を楽しむアイテムもあります。
アクセサリーでスーツスタイルを華やかに演出しましょう。